ラースと、その彼女


最初チラシをみた時は、はぁ?何だこれ、ありえない。って思って興味が1ミリもわかなかったけど、予告を観て何だかヤバいって思った。いやぁやっぱ、私の目に狂いはなかった。って事で、【ラースと、その彼女】を観に行ってきた。


内容的なのはとってもシャイなラースが、ある日突然兄夫婦に彼女が出来たと紹介する。その彼女とは、ネットで注文した等身大のリアルドールビアンカ。それを受け入れ優しく見守る家族と町の人々な話し。


ビアンカはブラジル出身で、ブラジルとデンマークのハーフなの。両親は子供の頃に死んでしまってて修道院で育ったから、元宣教師で看護士の資格も持ってるの。そしてラースの家に来るまでに、車いすとカバンを盗まれちゃったんだって。災難だね...。ってまぁ、ありえないよね。


最近のラースの異変を心配してた、兄夫婦の最初の驚きっぷり。良い演技だ。まぁ誰でもそうなるわな。最初は戸惑ってたけど、でもそれを受入れた2人。ビアンカを診察するという名目だけどホントはラースを診察している女医。


最初はひいてたけど、兄夫婦の説明でラースを受入れて、ビアンカを人として扱ってくれた町の人々。ラースが好きだけど全てを受入れるマーゴ。ってホント、何て良い人達・良い町なんだろうかねぇ。私もこの町に住みたいです。


最初は、マジかぁ...。って思うし笑える所も沢山あるんだけ、でも何か悲しい訳でも、感動って感じでもない気がするけど、何か、ラースの成長とその周りの人々の優しさに、自然に涙が出るんだな、これが。まぁ、だんだん私もラースを見守っちゃってたって事だな。


そして、ラースなライアン・ゴズリングが好きになった。素敵だ。まぁ、あれだね。この映画を観てると冬が春になった感じだな。ホント観に行って良かった。でもやっぱし、人は寂しいと死んじゃうんだと思うな。

そして、ビアンカが映画館に遊びに来てたよ!!!!!