沈まぬ太陽


沈まぬ太陽】観に行ってきた。あらすじは、日本航空をモデルにした国民航空を舞台に、権力に翻弄されながらも自らの信念に従って生きる男を壮大なスケールで描いた社会派ヒューマンドラマ。コピペしました。


いやぁーね、長い。3時間22分。皆様ご苦労様です。10時過ぎからのを観た。朝だからなのか、渡辺謙だからなのか、まぁ内容だろうけど、年配が多い。お母さん世代とか、それ以上。私5本の指に入る若さだと思うなぁ。んで意外と夫婦が多い。なんだか良い感じですね。


それと、途中10分間の休憩がある。初体験。タイタニックの時はなかったのに。で、その休憩中におぉっと思った。出口でお菓子と飲み物セットを販売してた。売れる売れないは別として、丁度昼頃だし、上手い商売してますなぁ。って感心しましたね。で、トイレは長蛇の列。


映画はアフリカのシーンから始まり、ジャンボ機墜落。事故から24年、リアルタイムでニュースを観てたはずだけど、まだちびっ子だから何にも覚えてなくて、でも特番的なので何となくは知ってるけど、子供の1人旅行とか、殴り書きとか。やっぱあれだね。想像を絶するわ。


そして遺体収容所。遺族の世話係の恩地。私ならあんなのムリ。発狂して、死んでしまう。でも、遺族と向き合う彼はホントに凄い。んで、過去の話しで会社の為に空の安全の為に、労働組合長として闘う恩地。男だねぇ。でもそのせいで、僻地へ次々送られ、海外勤務10年。


「お前にうろちょろされるとやっかいだ。」とか言っちゃって。ヒドい。都合の悪い物は捨ててしまえ的な感じ。世の中普通だろうけど嫌い。こんなヒドい扱いされても、会社の為って凄いんだけど、でもやっぱし家族が偉いと思うわ。ホント良い妻・良い子供達だ。


そして、仲間を裏切り出世街道を進む行天。あまり見た事ないけど、なぜだか私の中では三浦友和っていい人な感じだったんだけど、最近ヒールイメージが。だから、関係ないけど月9も実はあれなんじゃないかって思う。言葉が思い出せん。黒星?裏の顔?...黒幕だ。


まぁ、でもはっきり言うと難しかった。途中、誰が味方で誰が敵かわかんなくなった。それと、ケン・ワタナビはやっぱし素敵だな。レオとの映画が楽しみになった。それと動物園の『THE MOST DANGEROUS ANIMAL IN THE WORLD』の檻越しに恩地。


世界で最も危険な動物。その通り。


じゃ最後に、国民航空次期会長にっと国見と交渉をする男。戦時中は大本営参謀で、満州関東軍終戦を伝えに行って、シベリアに11年抑留。おぉっと、不毛地帯じゃん。壱岐正じゃん。唐沢寿明じゃん。人物ドラマと全く違うけど...。っとニヤッとなった。