第9地区


第9地区】観て来た。あらすじは、難民のエイリアンを第9地区って所で受入れてるけど、近隣の人間から不満が出てたりで、第10地区に移動してもらおうって話しで、その作戦の担当者に任命されたヴィカスの身に起きた事を中心に描いた、ドキュメンタリータッチな映画。


親族や関係者・専門家へのインタビューとか、その時のニュース映像っぽいのとかを織り交ぜて、話しが進んで行く。いつかこんな事が起きてもおかしくないのかなって少し思ったりした。だって、地球に人がいるなら他の星に何かが存在しても、ありでしょ。


ヴィカスは第9地区立ち退きの為に、エビ(エイリアンの呼び名)に立ち退きOKのサインを求める為、第9地区に踏み込む。その途中に小屋で卵が大量に発見されて、それを焼き殺す。ポップコーンが弾けてるみたいでしょ。みたいな発言をする。どうかね?それは。


ヴィカスは浮かれてるんだか、全体的に発言が軽いっと思う。どうやら、私が嫌いなタイプでございます。ここから若干ネタバレ気味で、そのサイン巡り中にヴィカスは、あるブツに遭遇してそれに感染しちゃう。んで色々あって治す方法を知るんだけど、いやーホント自分勝手。


あの、宇宙船の所許せない。パパリンがいないとどーにもならないのに、バカ。息子が可哀想じゃないか。こういう事は言いたくありませんが、まぁヴィカス殺されても自業自得だから仕方ないなって思っちった。でもまぁ最後の行動は良しとしようかね。


ヴィカスを実験台にしようとした人々とか、見下してたのに治せるかもってわかってからの態度の変化とか、さっきも書いた宇宙船とか、ヴィカス妻の父とか、ギャングのやり方とか、軍隊みたいな人とか、人間ってば最低だなっと思った。


実際こんな事がおきたら、最低人間になるのは当たり前なのかもしれないけど、話し合いで解決してたら、円満だったかもしれないのになぁっと。んで、エビ側の主役はクリストファーなんだけど、彼は最高に良い奴だと思われる。そしてその息子がまた最高に可愛い。


それと、予告で流れてる、エイリアンが家に帰りたい発言してる、尋問的な奴は映画には使われてませんねぇ。てっきりそれがあれなのかと思ってました。いやぁ、こんな非現実的な事を思いつく監督は本当に凄いと思う。