許されざる者


許されざる者】を観た。舞台は明治初期の北海道。人斬り十兵衛と恐れられていた釜田十兵衛は、アイヌの女性と出会い、斬るだけが人生ではない事に気づき、今は人里離れた場所で子供達とひっそり暮らしてる。そんなある日、昔の仲間・金吾が女郎を切りつけて賞金首となった2人の話を持ってくる。


最初は断るけど経済的に苦しいし、一緒に来てくれるだけで良いって事なので、行く事にはしたけど人を斬らないっていう十兵衛の意思は固い。で、途中アイヌの五郎を仲間に入れて大石一蔵が絶対的支配者として牛耳る町へたどり着くって感じ。おぉ、長くなった。


面白かったんだけど、なんかモヤモヤする。あれかな?当事者じゃない女郎の方が怒ってる感じかな?それとも、金吾かな?十兵衛は誘われた身なんだよって思いかなぁ?って無理。モヤモヤする感じは文章では書けないな。だけど、なんかモヤモヤすんだよね。


で、観た事ないけど、凄腕だったけど改心して人を斬るのをやめました。ってのが、私の中のるろうに剣心のイメージなので、十兵衛も剣心みたい。ちなみに、許されざる者のオリジナルも私は観たことがない。しかしね、演技がどうとかよくわからないけど、出演者の人々は素晴らしい。


もちろん佐藤浩市柄本明も良いけど、久々に見た柳楽くん良かったよな。で、小池栄子は最近めっきり女優だけど、きっと今でもバラエティいけるんだろうし凄いなと思う。でも、人斬り戻る十兵衛な渡辺謙はやっぱ素晴らしいなと思うわ。そして、雪の北海道に行きたくなったね。