イキガミ


イキガミ】観に行ってきた。昔々Wわきえもんに教えてもらって、絵が苦手だけど、井上雄彦作品以外で珍しく読み続けてる漫画。「生命の価値」を再認識させることで国を豊かにすることを目的とする「国家繁栄維持法」ってのがあってっと、なかなか非現実的な話しなのです。


んで、国繁ってのは18歳から24歳の若者達が1000分の1の確率で選ばれて、選ばれた人には死亡予告証、通称《逝紙》(イキガミ)ってのが発行されて、残された24時間をどう生きる?若者 。そして、イキガミ配達人藤本は何を思う。って感じの話しなのだ。okかな...。


映画はオムニバスで多分一応3話でした。1話目は友情。2話目は家族愛。3話目は兄妹愛な話しでした。2と3は覚えてたけど1は全然覚えてなかった。だからさっきパラパラって漫画見てみた。1と3は映画の方が良いなと思った。2はまぁどっちでも良いな。


松田翔太が藤本なんだけど、凄いきっちり分け目。いつものイメージと違う感じで演技派だねぇ。そして何か久々に塚本高史山田孝之を見たよ。あっそして、劇団ひとりいたね。最近彼は俳優だねぇ。ってかさ、自分に逝紙届いたら24時間で何するよ?


友達たちや関係者に別れや感謝や謝罪を伝えに行く?それも何かなぁ...。変に気を使わせちゃって悪い気がするしなぁ。じゃぁ、好きな人とかに君が好きだの、LOVEだの素直な気持ちを伝えに行く?それも何かなぁ...。


だって、後数時間しか生きれない人に、冷たくあしらうなんてきっと、普通の人間は出来ないだろうから、何か無駄な気がするしなぁ。じゃぁ、復讐や嫌いな人に文句を言いに行く?いや、これは100%ないな。後味悪過ぎな感じで死にたくないもんなぁ。


やっぱ、って考えるとあれだな。美味いもんを腹一杯食おう。で、おとなしく家で最後を迎えるのが1番だな。って無駄に色々考えてみたけど、私はもう対象年齢超えたから逝紙届く事ないんだった...。