127時間


【127時間】観た。あらすじはクライミングの途中に谷間的な所に岩とともに落下して、右手を挟まれちゃって身動きが取れなくって127時間って話し。実話ですって。主人公アーロンはジェームズ・フランコ。結末は想像つくと思うけどネタバレしてます。


アーロンが岩に挟まれてどうやって助かるかって話しでしょ。だから他にも出て来るけど、1人芝居な感じで【リミット】系なのかなって思ってた。確かに1人芝居だったけど、思ってたよりは他に人が出て来てたわ。しかしまぁ、ジェームズ・フランコ最高。


そして、監督はダニー・ボイル。最初は壮大なブルー・ジョン・キャニオンがメインで、まるでこの大自然のCMって感じなんだよね。そしてさ、映像と音楽が合致する感じ。大好きだなぁ。最初から最後まで映像と音楽の合致は必須。って思わされましたわ。


まぁ、たまたま岩があって。たまたま一緒に落下して。たまたま手が…ってホント偶然に偶然が重なってだよな。不運だなっと思った。んで、誰にもどこに行くか告げてない。だから助けが来る見込も薄い。って絶望的。しまいには、水も残りわずかで食糧もない。そして夜は寒い。



考えるだけで恐ろしい。でもやっぱし、こういう映画を観てると自分ならどうするんだろ?って考えるわな。どうする?自分。やっぱ諦めるってなっちゃうのかな。どー考えてもムリだよな、手を切るとか。でもさぁ、手が挟まれてる以外は元気な訳じゃん。


って考えると、諦めるって選択肢もなかなか恐ろしいと言うか、もどかしいな。でもやっぱ、助かりたいってなるのかな。むずいわぁ。んで、クライマックス。神経を切る時の音楽ってか効果音?最高だわ。マッチしすぎ。切ってない自分も痛い気がしたもんね。


んで、リアルアーロンは「最後に皮膚を切り離した時は喜びで有頂天。生きてる!という実感を持った」とか「僕はサメ人間。動くのをやめると死んでしまうタイプ。だから解放されたい気持ちが強くて、痛みなんてかまわなかったんだと思う」って言ってるし、今でも登山家みたいだし、こやつは凄いっす。