ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

【ものすごくうるさくて、ありえないほど近い】を観た。9.11同時多発テロで父を失ったオスカーが父の遺品の花瓶の中からBlackと書いた封筒に入った古い鍵を見つけて、これは父が遺したメッセージかもしれないって事でニューヨーク中のブラックさんを訪ねる。って感じ。

ある日突然、最愛の人を奪われた者達は、その悲しみをどう乗り越えてゆけば良いのか？って。父はトム・ハンクスで母はサンドラ・ブロック。でも主役はオスカーのトーマス・ホーン。これが初出演だって。うん。凄いな。

間借り人との関係とか、色々なブラックさんとの話しとか、鍵の結末とか、ブラックさん達へ書いた手紙。って色々良かった所はあるけど、やっぱ母親だよな。特に最後の方で母親が「私があなたから目を離すと思う？」ってある行動をしてた事をオスカーに話すとこ。

そんな事してるなんて、全然想像してなくって、これ、凄く良かった。母親は偉大だ。で、オスカーは9.11以降、苦手な事が増えたって。そんな子や大人多分沢山いるんだろうなぁ。って思った。なんだかねぇ。それと、おばあちゃんが買い物袋を置いて行く所も好きさ。