脳男


【脳男】を観た。残忍な手口の無差別連続爆破事件が発生して、刑事が犯人として逮捕したのは鈴木一郎と名乗る男。で、犯行が常軌を逸してるから精神鑑定を受ける事になったんだけど、結果彼は犯人ではなく犯人を殺そうとしてた正義感あふれる殺人ロボットだった。みたいな感じ。


鈴木一郎には感情がなくて、痛みも感じないんだけど、最近どっかで痛みを感じなくなった話しを見たなぁってとても気になってたら、クリミナルマインドだった。あぁ〜すっきり。でもさ、いくら痛みを感じないからって、あれは死ぬと思うんだけどなぁ。ってまぁ良いんだけども。


しかし、無痛ってのは良いなって思う反面、下手したら自分が怪我をしてる事に気づけないだろうし、気づいても痛くないから、そのまま放置しちゃうかもだし、普通に生活を続けてしまうかもしれない。上手く書けないけど、何か不思議だし、実際ありえる事だし、大変だなと思う。


で、この脳男の本を読もうかと思ったけど、思った頃には公開日が迫ってて、3冊は公開日までに読み終われる自信がなくて、読まなかった。でも読めば良かったなぁっと凄く思ったので、少し映画の記憶が薄れた頃に読もうと思う。早速読みたいリストに追加しておこう。


そんで、あり得ないけど、夢でミステリー的なのを見て、この夢の内容を書けば私も作家だ。なんて簡単に思ったりする事があったけど、映画の中で精神科医の母親はギルバート・グレイプのお母さんみたくなってて、でも映画だとそれをわざわざ声で説明しないじゃん。見てわかるから。


しかし、本を書くって事は、映像では説明しない事を、言葉で書く訳でしょ。この映画の全てを文章に起こしなさいって言われたら確実に無理な訳で、作家ってのは凄いなぁっと突然なぜか強く思ったね。そして、生田斗真って男はキレイだなぁとも思った。素晴らしい。