19歳―一家四人惨殺犯の告白


【19歳―一家四人惨殺犯の告白】を読んだ。1992年に当時19歳の少年が千葉県市川市で一家四人殺害事件を起こす。作者は刑務所に出向いて犯人と話しをしたり手紙のやり取りをしたり、関係者に会いに行ったりのノンフィクション。


1992年というと21年前かぁ。中学生の頃だな。この事件は知らなかったな。良くないのかもしれないけど、こういう事件はその時は衝撃的でワイワイなるけど、結局自分たちは当事者じゃない訳で、時間が経つと忘れてしまうよなと。


しかし、こいつはクズだ。育った環境がどうとか言ってた気がするけど、同じ環境で育った弟は犯罪に手を染めてないし、世の中もっと過酷な環境だった人だっているけど、みんなが悪人な訳じゃないんだし、確かに大変だなとは思うけど、環境のせいにするのはどうかと思うな。


そして、この犯人は少年法があるから、自分も少年院とかに入るくらいと思ってたみたいだけど、こういう考えをみると少年法なんて本当に必要なのかと思ってしまう。人を殺すって事に歳は関係ないんじゃないかね。ってまぁ世の中難しいっす。