フローズン・グラウンド


【フローズン・グラウンド】を観た。1980年代にアメリカで起こり、人々に衝撃を与えた実際の連続猟奇殺人事件の映画化で、12年間に24人以上の女性を誘拐し監禁して、暴行を加えてアラスカの荒野に連れてって逃がすと見せかけて、狩りをするって言う事件。


映画の内容全てがまるっと実話と同じって事はないと思うけど、シンディが拉致されてた所を逃げ出して警察に保護されて、でも娼婦だからって取り合ってくれなくて、他の殺人事件からシンディの事件に繋がりがあるんじゃないって事で、捜査が進展していくんだね。


途中、州警とか検事だったかな?とかが捜査令状を出すのを渋るんだよ。渋るのもわかる気もするけど、その渋ったせいで別の犠牲者がでたらどうするのよ。ってヤキモキしたし、シンディ逃げ出し過ぎで、お前なんなんだよって少し思ったけど、ハラハラした。


実際の犯人は24人以上の疑惑だけど、司法取引で認めたのは17件で、裁かれたのは4件の殺人だけで、アラスカでは死刑制度がないらしく、結果懲役461年。死刑制度がないのは良いのか悪いのかだけど、日本は無期懲役と言う名の無期じゃないから、ありえないくらいの年数の判決出せばいいのにって思うな。しかし、アメリカさん恐ろしいっす。