ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦


【ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦】を観る。第二次世界大戦下、ナチスの実力者ラインハルト・ハイドリヒの暗殺を企てたイギリス政府とチェコスロバキア亡命政府の指示を受け、7人の暗殺部隊がチェコに潜入。現地協力もあり襲撃計画は実行されるが、壮絶な報復がって話し。


って、タイトルおかしいよね。撃て!までで良いと思うんだけどな。で、観始めて最初に思ったのはなぜか、戦争ってなくなる事ないんだろうなって事。これから戦争の映画を観るのになんでそんな事思ったのかなって考えてみた。


確かに、ナチスは悪だと思う。だけど暗殺しても良いのかって言ったら、違うんじゃないかなって思ったりするし、やられたらやり返したくなる気持ちもわかるんだよ。それに善悪は別にして、普通に生活してても考えが違う人と争ったりする訳でねぇ。


テロを起こす人の気持は1ミリも理解なんて出来ないけど、その人達にはそれが正しいって思ってることなんだろうから、ってなるとやっぱり世の中から争いがなくなるって事は難しいのかなって思っちゃうわけですな。って戦争の話とちょっとズレたかな。ズレてないかな。


で、映画の感想。これって失敗にしろ成功にしろ、どっちにしても同じ結末だったんだろうなと思うと悲しいな。そしてこういう時代だったんだから、仕方なくないけど仕方なかったんだよって思う派ですが、尋問してるの見てると人ってそこまで最低な人になれるんだなって思う。


まぁ、最初はこの映画観るつもり全然なくて、ラッキーまでに3時間弱あるからどうしようかって考えた時に、このポスターが気になってたしって事で、観ることにしたんだけど、観て良かったですな。