手紙

今日【手紙】観た。結構前に原作読んだ。原作読んでパターンは映画に失望する傾向にあったけど、原作と主役の夢が(映画:お笑い 原作:ミュージシャン)違うし登場人物も若干違うけど、今回の映画は原作読んでても良いと思えた。


主役の山田孝之はまゆげ太すぎるけど、演技上手ですね。そして、玉山鉄二もすごい。最後の演技は圧巻だね。そして、私は沢尻エリカがあんまし好きじゃない。でもこの、彼女は良いと思った。ってか実は、あんまし彼女が演技してるの観た事ないんだけど、、、


内容は加害者側の映画。お兄ちゃんは刑務所の厚い壁に守られてる。でも犯罪者の弟として世の中は直貴を差別する。そして会長は差別は普通・当然という。普通かぁ、、、


差別は良くないけど差別のない世界なんて存在しない。だから仕方ないんだって思う。でも、なんか映画の中で差別的なシーンをみてると私は人間って醜いし嫌いって不愉快な気分になる。関係のない直貴の子供までも差別の対象にされてしまう。でも、それは子供の意思でなく結局は親が差別をさせてるわけで、なんか大人ってホント醜い。ありえないけど、差別なんてこの世からなくなれば良い。


ネタバレしちゃうけど、手紙で直貴はお兄ちゃんに別れを告げる。でも最後の刑務所へ慰問に行く。ネタの中でお兄ちゃんの話になって直貴は涙こらえた泣き笑い風で「それでも僕の兄貴ですから!たった一人の僕の兄貴ですから!捨てようと思って捨てられないですよ!」って言ってた。涙出ました。そして玉鉄ダーーン。泣けました。


重たいねぇ〜ホント難しい。