鈍獣


鈍獣】を観に行って来た。あらすじは、何度殺されても死なない鈍感過ぎる小説家の凸やんの話し。ちなみに、凸やんを殺そうとしてるのは、同級生の田舎ホスト江田と警官岡本。それに、江田の愛人とよくわからん小娘の4人。


宮藤官九郎脚本だ。少年メリケンサックはつまんないだろうって下から入ったので、まぁ楽しめたけど、今回は予告見て、楽しそうかもって、期待度が高くなってたからなんか、ちょっとねぇ。私にこの監督が合わないのか、それともクドカンの脚本自体が合わないのか...。


よし、1行で感想を述べようかぁ。『はぁ...。んで??』って感じ。なぜ、凸やんは嘘をついたか?なぜ、小説で暴露したのか?なぜ、あとがきで結構な事を書いてるし、それに、何度も殺されかけてるのに、なんで友達でいたいのか?


で、最大の謎は、結局なんで死なないの?って事よ。もっと他にもなぜ?があったと思うけど、思い出せん。なんかさぁ、頭がいい人ととか、評論家とかが見ればわかるのかもだけど、残念ながら私には、全くもって疑問に思った事の答えがわからなかった...。


えぇ?なんで?だから何なの?みたいなね。えぇぇぇ、ホントわかんないんだけどなぁ。ってか、ホントなんで死なないの?教えて欲しい...。でも、これ元々は舞台作品な訳で、舞台で見てみたら、また違かったのかな?って思いもあるかな。


まぁ、この映画で楽しかったって思ったのは、「ポロシャツでポロす」とジェロの「江田バーカー」かな。他はまぁねって感じ。でも、浅野忠信は好きだ。


彼の作品でどれ1番って言われたら、何作かと迷うけどやっぱ「地雷を踏んだらサヨウナラ」かなぁ。これ今まで観た映画の中で結構上位。赤目で渋谷から帰宅したわ。何か衝撃的な、未だ実現出来てないけど、カンボジアにって興味を持つきっかけな、良い映画だったなぁっと。