スター・トレック


スター・トレック】を観に行って来た。映画館で予告とか観てても、J・J・エイブラムスクローバーフィールドがあれだったしで、全く興味がわかず。それに、スター・トレックって変な髪型の人いたよね?ってくらいしか知らなくて、今まで1度も見た事がなかった。


で、そんなファンでも何でもない私が、なぜ観る気になったかと言うと、先日めざましテレビでカークなクリス・パインやスポックなザカリー・クイント、それに監督のJ・J・エイブラムスまでもが、スター・トレックはあまり好きではなかった的発言をしてた。


なんか、そのインタビューを見て、逆に興味がわいてきた。上手く言えないけど、出演者・監督が好きじゃなかった作品の続編的な映画を作るって事は、好きじゃなかったけど、好きになったって事だから、これはきっと面白い作品に違いないって思ったんだねぇ。


まっ、実際面白かった。冒頭はカーク父。あれ?予告のカークはもっと若いはず...。なぁんて思いながら観てたけど、結果カーク父は自分の命と引き換えに、クルーを救う。あぁ、なんて感動的な、THE男なシーンなんだっと始まってすぐなのに、不覚にも涙してしまったね。


そこで、あぁ面白いかもって思った。勿論、今までの作品を知ってれば、カークやスポックの今後の関係や、エンタープライズ号の事がわかってて、もっと楽しいのだとは思うけど、でも全然初心者でも平気だった。


でもって、話しは途中で未来からきた設定が出てくる。ぶっちゃけ、少し頭の中がこんがらがってしまった。でも話しが進むうちに、設定が理解出来て、話しが繋がり、あぁ、そういう事かぁ、っな達成感が心地よかった。


あぁっ、そうだ。知ってたけど、エリック・バナが全然誰だかわかんなかった。久々に見たのに。。それと、そうだ続きで、ロシア人青年なアントン・イェルチンはT4のカイル・リース。おったまげた。大作続きなんだねぇ。


で、カークを私のミャットにする話しがあったらしいけど、監督は「スターだとほかの作品の役柄を思い出してしまうっていうリスクがある」っと。全くもっておっしゃる通りだ。ミャットだったら、ジェイソン・ボーンになれ!!って私は1度は確実に思ってしまうもんね。


それとたとえ話で「最初のSWを見た人が、ルーク・スカイウォーカーというキャラクターそのものに入り込むことができたように、無名のキャストのほうが作品に説得力をもたらしてくれたと思う」って。なるほどねぇ、ってなんかとても納得したし共感しちまいました。