ハート・ロッカー


6日(7日になっちゃったけど)2本目参りましょう。【ハート・ロッカー】観て来た。あらすじはイラク駐留アメリカ軍の爆発物処理班の3人の話し。今話題ですね。でもきっと来週になったら、もっと話題になるかと思って、賞を取ったから観たんだってのが嫌で、本日鑑賞。


話題に乗った風は嫌だ的に書きましたが、いやいや君も話題に乗ったからこそ、この映画を観たんだろって感じですよね。知ってます。でね、これ世界の主要映画祭98冠受賞だそうで。凄いなぁ。だって日本で最高!って褒められても、世界で98冠なんて無理だもんな。


まぁ、なんて言うんでしょうか。想像を絶すると言うか、今もきっと起きてる事なんだけど、実感がない。良くないのかもだけど、戦争って身近な話しだとは思えない。でも、兵士を送り込んでるアメリカ人とかからすれば、身近なのかなぁ。って思った。


普通に生活してて、人はいつか死ぬってわかってても、死ぬってなんなんだろうって思うのに、さっきまで隣で話してた人が、数秒後にはいないかもって言うのは、怖いと言うか、理解が出来んと言うか、想像出来んと言うか、変な感じと言うか、不思議な感じ。


映画の中で爆弾付けられちゃった人とか、自爆テロとか、テロリストって人達は何故全く関係ない人を巻き込むんだろうか。拉致してビデオ撮ったりして殺すのもそう。ホントに腹が立つ。そもそも自爆って何?命を粗末にするなってんだい。ゲームと違うんだよと。


んで、公式ページで「彼らは数えきれない命を救う。たった1つの命をかけて」って書いてあった。詳しい事は全然知らないから、アメリカって勝手に兵士を大量に送り込んで、ワイワイしてるのかと思ってたけど、爆弾処理をして人助けもしてるんだって事を初めて知った。


爆弾処理班が駆けつけるでしょ。そしたら野次馬の中で犯人が起爆装置を持ってたりする訳でしょ。何ですぐ爆発させないんだろう?って答えはわからないけど、疑問に思った。それとね、班長ジェームズは最初は、単独行動とか勝手な行動ばっかで嫌な奴かと思えた。


でも、砂漠の銃撃戦とかDVD少年とか、良い奴なんだなって思った。でも暴走は良くないよって思ったけどね。後ね、どーでも良いけど、イラクって暑い国でしょ。そこで制服は長袖。毎日洗うのかな?もし違うなら、最高に臭そうだなって思った。


そしてね、『ハート・ロッカー』意味がわかんなくて、調べたら殉職した兵士を入れる箱型の棺の事らしい。違う説もあるけど。私、心のHeart+ロッカーは固い感じで、あんな悲惨な場所では、頭がおかしくなるから、心が強くないとダメですよ的な意味なのかと思ってたよ。


まぁ、HeartじゃなくってHurt(傷つけるとか痛める)だったらしいっす。でね、最初「戦争は麻薬である」ってテロップが流れた。戦争の高揚感はアドレナリンが大量分泌で癖になるんだそうだ。って事は一生戦争がなくなる事がないって事じゃんかねぇ。それは困るなぁ。