凶悪-ある死刑囚の告発


たまに思うんだけどなかなか実行してなくて、今年は本を読もうと思う。最低月1冊で年間12冊。って、今また読書ブームなだけで、多分熱しやすくて冷めやすいで、すぐブーム去っちゃう気もするけど、でも今の気分は今年は本を読む。


って事で【凶悪—ある死刑囚の告発】を読んだ。たまたま本屋で今話題的な事が書いてあって気になった。見てないけどアンビリバボーでやったらしい。元ヤクザの死刑囚の告白から過去の凶悪事件が明かされる。で、その全ての事件には先生と呼ばれる男の陰がある。みたいな。


面白かった。実話だけどフィクションみたい。元ヤクザは3件の事件を告白したけど、立件できたのは1件の保険金殺人だけ。残りの2件は遺体も見つかってないし、片方は殺された人の特定すら出来てない。いやぁ、保険金殺人の詳細は本当に酷い。どうしてそんな残忍な事が出来るのかって思う。


でもさ、その立件出来たのだって、元は自殺で事件性なしになってた訳だし、残り2件は事件にも発展してなかった訳で。って考えると世の中そういう事って多々あるんだろうなと思う。そして先生って呼ばれる人は見た目普通のおじさんだし。あぁ何て人間は恐ろしいんだっと思いました。