最強のふたり

【最強のふたり】を観た。大金持ちのフィリップは頸髄損傷で首から下が麻痺してて、彼の新しい介護人選びの面接にスラム街出身で無職・前科ありの黒人青年ドリスが来て、ってドリスは不採用になって失業手当をもらいたいから面接に来たんだけど、結果採用されて働く事にって感じ。

実話をもとにです。で、ドリスはフィリップを障害者としてじゃなくて、対等に接するから採用された訳なんだけど、何なんだこれは。最高じゃないかぁ。本当にヤバし。笑えて泣ける良い映画。主演の２人は勿論だけど、それ以外の脇を固める出演者もみんな良いんだな。

フィリップは本当に麻痺してるのかと思えちゃう。フランソワ・クリュゼ良いじゃないかぁ。そして、ドリス。それはまずいだろって思うような事やったり言ったりするんだけど、あの笑いで全てを許せちゃう感じがする。あの笑顔。最高。オマール・シー最高だぁ。

まぁ、結局こう言う映画ってラストは死とかなのかなって思ってたりした。だって、２人とも元気で現在もドリスはフィリップの介護をしている。じゃ何か足りないような気がする訳で、だから、あの終わらせ方は素晴らしい。って何か偉そうだな自分。

で、これはズバっと抜けた★×５だよ。思い出したら違うかもだけど、今年１番って言っても良いと思うけどまぁ３本の指には入るな確実に。もうね、世の中のみんながこの映画観ると良いと思うよ。そしてまぁあれだな。イヴォンヌは室井滋に似てると思うの。