北のカナリアたち


北のカナリアたち】を観た。北海道の最北端の離島で小学校教師をしていた川島はるはある事故をきっかけに島から出て行ってしまう。それから20年。教え子の信人が事件を起こした事を知り教え子達6人に会いに行く。みたいな感じ。


ある事故ってのは子供達が喧嘩をして、そのうちの1人が声が出なくなって、息抜きにって事で教え子達とはる先生とその夫でBBQをやる。その途中。その子が海に転落。夫が助けに行ってその子は助かるけど、夫は亡くなる。その時はる先生は別の男と会っていた。なの。


その時見た事・思った事を大人になったみんながはる先生に話すんだけど、みんながみんな自分の責任だって思ってたりで今に至るみたいな。で、正直言おう。このみんながそれぞれのとこは時々眠くなる。しかしだね、信人が出て来る最後の30分近辺からは面白くなってくる。


でも、確かに面白くなっては来たけれども、私的には感動作だと思ってたんだよ。だから、感動作じゃなかったんだなぁ。どの辺で感動するんだ世の中は。なんて思ってたら、森山未來にやられたぁぁぁ。あの再会シーンは素晴らしすぎると思う。森山未來凄いな。


で、先生の浮気相手は仲村トオル。先生は吉永小百合でしょ。その時は先生40代って設定なんだと思うけど、現実の吉永小百合は60代な訳で、どうしても変な感じがしてしまう。それと里見浩太朗が父親なのも変な感じ。夫婦じゃないの?って気分になってしまった。


んで、最後に。信人が船で連れて行かれる所。あれも教え子達が感動させてくれる訳なんだけど、吉永小百合が「あなたが好きだから〜」ってチャン・ドンゴンかっ!!!涙が戻ったわ。あのセリフはナシだよぉ。良いシーンが台無しだよぉ。勝地涼カッコ良かったよぉ。