フルートベール駅で


【フルートベール駅で】を観た。2009年ニューイヤーズ・デイ。新年を迎え歓喜に沸く人々でごった返すフルートベール駅で、22歳の黒人青年が、鉄道警官に銃で撃たれ死亡した。銃を持たない丸腰の彼は、なぜこのような悲惨な死を迎えることになったのか。コピペした。


で、彼が事件に巻き込まれる前の「人生最後の日」からを描いていて、人種差別だけではなく、1人の人間の非業の死がいかに悲しく、どれほど周囲の人を傷つけるものであるか、そして、ただ1人の人間の命が、いかに重く尊いものなのかを観る者の心に訴えかける。だって。


電車の中でケンカして駆けつけた警官に捕まって、結末に至る訳だけど、その場に警官はいなかったんだから、何がどうなったのかわかるわけないのに、ほかの乗客に話を聞いたりしないもんなのかね。偏見かはわからないけど、偏見で決めるのはどうなのかなと。


裁判の結果も懲役2年で実際はすぐに出所とか、テーザー銃と間違えたとか絶対嘘だと思うわ。と言うか、間違えたとか間違えてないとか以前に、あの状況で撃つ必要なんてあったのかね。市民を守る警察官がってのが悪だと思うよ。22歳だよ。子供もいてこれからだよ。こんな事件が減るといいなと。