6才のボクが、大人になるまで。


【6才のボクが、大人になるまで。】を観た。6才のメイソンはママと姉と3人暮らし。突然ママが大学へ復学するって事でヒューストンへ引っ越して、パパと再会。その後、ママが再婚したり色々あるけど、パパとは時々会っていい関係。って感じで、メイソン6才から18才までの話し。


普通なら子供時代は子役とかだけど、同じ人々が12年間演じているのだよ。年に1回撮影したのだそうで、6才だったエラー・コルトレーンくんが青年になってしまったよ。勿論脚本ありきなのだろうけど、こう言う映画を作ろうと思った事とか、何か色々と凄いなと思う。


おねえちゃんは女性らしくはなってるけど、まぁ同じ顔のまま大人になったって感じで、メイソンはかわいいからいい男になったなぁと。そしてお父さん。イーサン・ホークはなんだろうか。すげぇカッコいい。で、お母さんはミディアムのアリソンじゃん。


あのドラマは7までで、年1くらいで放送してたとして、7年間アリソンとして見続けてきてた訳で、あっ、確かに途中で髪の毛短くなったとか思っちゃう。しかし、この映画は12年間の話しだけど、よく考えると、海外ドラマで長年やってるのだって、ある意味で成長記だよなと。ミディアムだってアリソンの子供達が大人になってたもん。


日本で言うと、見た事ないけど、北の国かね。で、子供達が成長して恋をしてとか、母親がダメ男と再婚してとか、内容的にはそんな盛り上がる訳でもなく、淡々と進んで行く感じがするけど、165分が長いと思わないくらいのいい映画だった。ぴあ出口調査の人に答えてあげなかったけど、DVD買おうとまで思ってないから、90点くらいかな。