連続殺人鬼 カエル男


【連続殺人鬼 カエル男】を読んだ。フックでぶら下げられた女性の死体。傍らには子供が書いたような犯行声明文。近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼カエル男による最初の凶行だった。捜査が進展しないなか、第二・第三の事件が発生し、街中がパニックに。カエル男の正体とは?


会社で好きな本は?のアンケートでこの本が出てきて、タイトルが印象的で、読んでみたいなぁと思いまして、うん。面白かった。けど、私は本を読む時は完璧だったり、なんとなくだったりでも、役者を当てはめたりするのだよ。


ハサミ男の時もだけど、この人の事だろうなって思い描きながら読んでたのに、思ってた人と違うとなると、どんでん返されたぁぁって思いつつも、心の準備が出来てないと言うか、ついていけないのだよね。って昔はそんな事思わなかった気もするけど、どうだったかねぇ。


で、古手川&渡瀬の刑事がコンビ良かった。殺人の描写では人間ってそんな事になるんだなぁと思うし、格闘の描写では痛いしゾワッとするし、漢字が難しくて読めなかったり、会話の言い回しがよくわからなかったりする所も多々あったけど、作家って凄いなぁと思います。