善惡の刃


【善惡の刃】を観る。2000年8月。タクシー運転手が刺殺され、逮捕されたのは第一発見者の15歳の少年。少年は無罪を主張するも10年服役。なんやらかんやらあって、敗訴続きの弁護士がその事件の再審申請をする事になるのだけど、どうしてこうなったの。犯人は誰なの的な。


弁護士は有名弁護士事務所に入りたくてこの裁判をって言い出して、だから最初は真実はどうでもよくて自分の事しか考えてないし、少年は人を信じられなくてで、お互い最初は信頼なんてなかったけど、徐々に信頼して順調に行くと思いきやの邪魔者ね。はいはい。面白かった。よかった。


ホント悪徳警官に検事に弁護士にと憎々しいね。だってさ凶器を偽装したとしても、刃物で殺したら血だらけじゃないんだし違うでしょとか、犯行にかかる時間とか、もみ消しとか、脚色はされてるだろうけど、これが実話を基にっていうんだから、余計に腹立たしくなる。


で、弁護士が少年と会うきっかけは、賠償金の返済だった訳だけど、それが国が被害者に賠償金を全額払ってそれを加害者が国に返済するってシステムで、日本はどうなのか知らないけど、なんかそうなんだぁって感心と言うか興味深いと言うかね。


そして弁護士さん。進むに連れて別にいたかもって思ったけど、大泉洋に似てるなって最初に思っちゃったもんだから、終始大泉洋に見えちゃう。だから勝手に日本でリメイクするとしたら弁護士は大泉洋で少年は窪田なんちゃらくんだなと思っております。