わが母の記


わが母の記】を観た。小説家井上靖の自伝的小説の映画化で、老いて記憶を失っていく母親と家族の話し。主人公の小説家が役所広司でその母が樹木希林。面白いだろうなとは思ってたけど、別に映画館で観なくてもいいやって思ってて。でも映画館で観た。


あれだ。多くを語る必要はないな。本当に良い映画。役所広司はもちろん素晴らしいけど、これはやっぱり樹木希林が素晴らしいと思う。凄いわ。そして、海でおんぶする所は本当に良いシーンだなぁって思う。2人とも良い顔してるし。


ふと思ったけど、役者な訳で、役とか関係なくその本人に起こってる事じゃないじゃん。死んだとか。でも本当にその人自身に起きたみたいに泣いてさ、あの志賀子の電話の所を言ってるんだけど、役者って凄いなぁって思った。って上手く書けてない気がするな。まぁ、良い。


何かおばあちゃんがボケて話したり行動したりが、少し面白かったりする。クスってなる。けど、それって何か違うと思う。映画だって思ってるから笑えるんだけど、当事者だったら違うだろうな。ってまた、上手く書けてない気がする。けど、まぁ違和感があったって事。


それと、今隣で映画を一緒に観てるけど、自分の母親もいつかは死ぬ日が来るんだなとか、こうなる事があるのかなとか思ったら凄い色々と思った。うん。良い映画を観たな。年寄りばっかだったけど、若者も観ると良いと思う。そしてプロ野球ニュースをはしご出来る喜び。たまらぁ〜〜ん。