ジウ1−3


【ジウ1−3】を読んだ。カンヌの異名を取る27歳の門倉美咲と、格闘技に長けた肉体派の25歳の伊崎基子の2人の警察官を主人公に、巨大な犯罪組織「新世界秩序」の戦いを描く3部作。ちなみに、1は警視庁特殊犯捜査係で2は警視庁特殊急襲部隊で3は新世界秩序ってサブタイトル。


2人とも最初は特殊犯捜査係にいたけど、基子は特殊急襲部隊に異動して上野署からSATへ再び。美咲はSITから碑文谷署に異動。で、新世界秩序ってのは、歌舞伎町を牛耳って世界を変えようとしてる組織でって事で良かったかね。結構前に読み終わってるから、若干忘れ気味。


面白かったのだけどさ、最終的には普通になったけど、どうも伊崎基子が好きになれなくてだね、なかなか進まなかったな。歌舞伎町セブンの時は何とも思わなかったけど、捜査一課殺人班三係主任。東弘樹警部補という、お気に入り人物が誕生したから読んでよかったと思う。