愚行録


【愚行録】を読む&観る。エリート会社員の田向一家が何者かによって惨殺される事件が起きてから1年。事件の真実を追う記者が一家の関係者を取材。取材対象は夫の同僚・元カノ。妻の同級生に元カレ。次第に明らかになる田向夫婦の人柄と事件の真実とはなに。的な感じかね。


はい。原作を読んでから映画を観ようと思って、映画を観る前日に本を読み終えたので、同時に感想を書いてみよう。映画では家族3人だし裏口から入ってるし、服を盗んだ話はないから、そんな感じないけど、本では家族4人にお風呂場から入るとか一家惨殺は世田谷事件っぽいよね。


で、本は入り込めばすぐ読めそうだなって思ってたんだけど、登場人物にイライラしちゃって、なかなかどうにも読み進められなかった。1番好きなのは兄妹の話しで、インタビューは良いから、早く兄妹の話の続きが読みたいなって思っちゃったもん。


しかし、映画は省いてる所もあるし、みんな嫌な人ってわかってるからか、本ほど抵抗なく受け入れられたかな。だけど、人間って恐ろしいね。そして、満島ひかりは素晴らしい。そして、最初のバスのシーン結構好き。